五月人形・端午の節句・鯉のぼり・鐘馗様
端午の節句
端午の節句は、奈良時代(一二五〇年前)から始まったといわれています。
五月五日に菖蒲を飾り、無病息災を祈る節会を行っていました。
菖蒲には特別な力が信じられ、この菖蒲を目印に神をお迎えしたのが菖蒲飾りの始まりとされています。
鎌倉時代ごろから『菖蒲』が『尚武』と同じ読みであること、また菖蒲の葉が剣の形を連想されることから、端午の節句では鎧や兜を飾り男の子の成長を祝い健康を祈るようになりました。
鯉のぼりの節句
鯉は、いさぎよい姿かたちで非常に生命力の強い魚です。
鯉のぼりは、鯉が急流をさかのぼり、龍門の滝を昇りきり龍となって昇天するという伝説にちなみ、どんな試練にも耐えて立派な人になるようにと、子供の出世を願うために建てられるのです。
戸外に建てるのぼりは、もともとは天の神様に降りてきていただく目印だといわれています。
鐘馗様
玄宗皇帝(げんそうこうてい)の夢に鐘馗様があらわれ、魔を祓(はら)い、病気を治したという故事に基づくものであります。
鐘馗様は魔を追いはらい、魔を除くと信じられた神で魔除けと強い者の象徴とされています。
雅祥オリジナル制作となります
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